マンション前はストーカーに待ち伏せされやすい

ストーカーなんて自分には関係ないだろうって思ってました。
すごく魅力的な人とか美人な人とかかわいい人とかモテる人が受けるものだと思っていたので最初は勘違いかな?なんて思ったのです。
気づいてはいても「ストーカーなんだ」に脳内で結びつくまでには時間がかかりました。

 

私が高校3年生の時のことです。夏場自宅に帰ると後ろから足音が聞こえました。
振り向くとそれは同じマンションに住んでいて小学校も中学校も一緒で同じ教室にピアノを習いに行っていた後輩くんでした。
結構控えめでおとなしい子なのですがピアノの時間が近くていつもすれ違って挨拶したりはしていました。
たまに順番が前後するときもあり彼は本当に上手でうらやましいなぁと思ったモノです。
余り口数が多い方ではなく話をしても盛り上がるという感じはなかったのですが特に問題のある人間関係だったとは思いません。
仲良くもない。険悪でもない。ただの知人よりはちょっと知ってるかな、学年違うから幼なじみというほど深くもないけど…というすごく微妙な距離感だったのです。

 

その日はただ帰宅時間がかぶったのかな、と思っていました。
次の日も私が帰宅すると彼が後ろからついてきました。
同じ時間に帰ってくるんだなぁ…なんて思って1週間、私が部活で遅れた日も彼は私の後ろをついてきたのでした。
…あれ?なんだろう?
ちょっと疑問がわきました。どうしていつも会うんだろう、今まで会わなかったのに…と。
翌週帰る時間をわざと毎日ずらしてみましたが彼はそれでも居ました。
変だなあ…なんてボンヤリ思っていた私ですが、その次の週、マンションの前の信号につかまって止まっているときに気づいてしまいました。
彼が彼の家のベランダからこっちを見ていることに。
そしてものすごい勢いで階段を降りてきて自転車置き場の裏に隠れていくのを見てしまったんです。
…もしかして…待ち伏せしてたの…?ずっと?
急に彼が恐ろしくなり、しかし彼が私をつけているという確信をイマイチ持てなかった私。もう少し何か確信が欲しいと思い、いつもと違う通り方でポストを見に行ってみたのです。
その時も彼はしっかりと後をついてきました…。

 

身近な人である可能性が高い、なんて聞いてはいましたがまさか本当だとは。
しかもこれだけわかりやすいのに気づいてなかったなんて!

 

 

避けようにも同じマンション。家も知ってるし親同士も知ってるし妹とだって仲良しです。
対策と言っても見つからないようにするしか思いつかなかったのでその後は彼の家の方から帰らないことにしたり制服で帰るのをやめたりして何とか避けていました。
大学に入ってからも彼からのまちぶせストーキングは続いていましたが彼の受験&留学で終わりを迎えました。
その時は本当にホッとしました。

 

その時だけは知り合いでよかったと思いました。
もう気にしなくて良いってすぐにわかったのですから。

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